メルトピア

経営基盤を強化するIT戦略

三菱電機メルトピア。様々な事例がご覧いただけます。

  • Product Report

  • プロダクトレポート
  • 2017年 8・9月号(No.229)
  • クラウドEMSサービス
  • IoT技術を活用し、街全体の省エネと快適な暮らしをサポート
    スマートタウン向けサービス「DIAPLANET TOWNEMS」のご紹介

エネルギーに対する関心の高さを背景に、IoT技術を活用した街全体でのエネルギーの効率化を図ったスマートな街づくりが行われています。最近では、エネルギーの効率化だけでなく、住民の方々がより快適で安心して暮らすことのできる付加価値の高いシステムやサービスの提供が求められています。三菱電機は、このようなニーズに対し、省エネと快適な暮らしの両面をサポートするサービス「DIAPLANET TOWNEMS」(ダイヤプラネットタウンイーエムエス)を提案し、スマートな街づくりに貢献していきます。本サービスは家庭のテレビ、スマートフォン、デジタルサイネージを利用し、子どもから高齢者まで多くの住民の方々が、日常の自然な行動の中でエネルギーマネージメントに参加できることをコンセプトにトータルにソリューションを提供します。

概要
●スマートタウンへの取り組み
  • 総合電機メーカーである三菱電機株式会社は、広範な事業領域にわたって様々な製品・システムをIoTで組み合せたトータルソリューションを提供しています。スマートタウン分野においては、エネルギーの効率化や暮らしの利便性向上など、これからの街づくりに求められる様々な機器やサービスをIoT技術で組み合わせたスマートタウンソリューションを推進しています。
●DIAPLANET TOWNEMSの概要
  • DIAPLANET TOWNEMS(以下TOWNEMS)は、マンション全体や街全体での快適な暮らしを実現するクラウドサービスです。家庭のテレビ、スマートフォン、デジタルサイネージを利用して、日常の自然な行動の中でエネルギーマネージメントの実現をはじめ、家電機器の多彩なサービスを提供します。(図1)
●DIAPLANET TOWNEMSの特長
  • (1)家庭のテレビでサービス利用が可能
    家族みんなが簡単・気軽にエネルギーマネージメントへ参加できるように、テレビをサービス利用の中心として、簡単に操作・閲覧ができます。テレビの他にもスマートフォン、デジタルサイネージにも対応しています。外出先からでも利用でき、多様なシーンで利用が可能です。各機器の画面デザインには統一感をもたせ、直感的に操作ができるGUI(Graphical User Interface)を採用し、子どもから高齢者まで簡単に利用できます。また、テレビとスマートフォン間でのメッセージ交換機能も搭載しており、家族間での円滑なコミュニケーションにも貢献します。
    (2)組み合わせ自由なサービスメニュー
    街の様々な機器や外部サービスをIoT技術でクラウドに接続することで、電力の見える化など省エネにつながるエネルギーマネージメント機能をはじめとして、防災・交通・地域情報の表示、共用施設の予約、電子回覧板などの住民サービスも提供できます。例えば、共用施設を利用する際には管理人室へ行き、予約台帳に名前などを記入し、鍵を借りるといった手間が省け、気軽に施設を利用することができます。
    これらサービスは、街のニーズにあわせて更新・追加が可能であり、最適なサービス提供を実現します。また、節電要請機能と地域通貨などの外部ポイントサービスを組み合わせることで、電力需要がピークになる時間帯の節電要請に対し、外出して節電に協力した場合、地域の商店などで使用可能なポイントを付与することで節電意識の向上にもつながり、地域経済の活性化にも貢献します。(図2)

図1「DIAPLANET TOWNEMS」利用イメージ

■ 図1「DIAPLANET TOWNEMS」利用イメージ

図2 地域DRの運用イメージ

■ 図2 地域DRの運用イメージ

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●DIAPLANET TOWNEMSのシステム構成
  • エネルギーマネージメントを中心とした各種サービスを実現するTOWNEMSは、@住戸や設備、施設のエネルギー量を取得するための「メーターデータ管理システム」、Aマンションの専有部や戸建てにセットトップボックスを設置し、家電制御や各種サービス情報をテレビに表示する「専有部システム」、B街区全体の情報を表示するデジタルサイネージや共用部機器の電力制御を実施する「共用部システム」から構成されます。(図3)
    また、ニーズに応じて他社システムとデータの連携を行うことで、サービスの付加価値が向上します。
●DIAPLANET TOWNEMSの機能について
    (1)エネルギーマネージメント
    マンションや住宅、商業施設などの電力量情報(太陽光の発電量、蓄電池の蓄電量、施設での電力使用量など)を収集し、住戸ごとや街全体のエネルギー報などを、テレビ、共用部のサイネージで“見える化”を行います。(図4)
    また、節電要請に対して、マンション共用部の照明の間引き点灯など、電力量の自動制御が可能です。

    図3「 DIAPLANET TOWNEMS」システム構成図

    ■ 図3「DIAPLANET TOWNEMS」システム構成図

    図4 住戸ごとの消費電力量表示画面イメージ

    ■ 図4 住戸ごとの消費電力量表示画面イメージ

    (2)便利な暮らしをサポート
    エネルギーマネージメント以外に、暮らしをサポートする各種機能を提供します。例えば、電子掲示板や電子回覧板、施設予約といったマンションポータル機能により住民の方々の便利な暮らしをサポートするとともにマンション管理者の作業負担を軽減できます。(図5)
    また、スマートフォンから家電の運転状態の表示やコントロールが可能で、外出時の照明の消し忘れや、帰宅前に部屋のエアコンを稼働させ、あらかじめ希望の温度に設定できるといった快適な暮らしをサポートします。(図6)
    また、地域情報表示で、お店のお得情報を受信できる機能やスマートフォンとテレビを用いた家族間の電子伝言板も提供します。

    図5 マンションポータル画面イメージ

    ■ 図5 マンションポータル画面イメージ

    図6 スマートフォン画面イメージ 図7 共用部デジタルサイネージ画面イメージ

    (3)防犯および防災支援
    マンション共用部のデジタルサイネージを用いて、地域の気象情報、近隣の鉄道の運行状況を、タッチパネルによる双方向コミュニケーションツールとして提供します。(図7)
    重要な防犯および防災情報がある場合は、表示を自動で切り替えて注意を促します。(図8)

    図8 防災関連情報表示画面イメージ

    ■ 図8 防災関連情報表示画面イメージ

●今後の展望
  • エネルギーに対する関心の高さを背景に、IoT技術を活用したスマートな街づくりが各地で行われています。最近では、エネルギー利用の効率化だけでなく、住民の方々がより快適で安心して暮らすことのできる付加価値の高いシステムやサービスの提供が求められています。このようなニーズに対し、電気だけでなくガス・水道なども含めたトータルエネルギーの見える化や、安全安心に生活を送るためのセキュリティー、ヘルスケア関連のサービスの充実を図り、スマートな街づくりに貢献していきます。

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